第3章の~その3~ ティッシュ配りは自分自身で!~バイト任せがダメなワケ~
来てほしい人に渡す
広告の入ってティッシュやチラシ、一度はもらったことがあるのではないでしょうか。その際、あきらかに「単なるアルバイト」が配っているのか、「その店で働いている人」が配っているのかは一目瞭然でしょう。なぜなら目線や声掛けがまったく違うからです。もしもあなたが配るならどうでしょう。ただやみくもに配るのではなく、お客様になるかもしれない、なって欲しいなと思う人にお渡しして積極的に声掛けするのではないでしょうか。実は、チラシ配りがよくも悪くもお店の顔となることを理解してない人が多いのですが、つまらなそうに、無愛想に配っていれば、その店に行こうとは思わないのが人情です。逆に一生懸命「私が精一杯施術させていただきますので、どうか1度ご来店ください!」といわれれば悪い気はしません。「あら、働いている人がこんなにビラ配りまで一生懸命やっているなんて、悪くなさそうね、1度行ってみようかしら…」となるかもしれません。アルバイトだと、とにかくビラやティッシュがはければよいので、淡々とどんどん配ることが予想されます。それよりは、「お店に来ていただくんだ」という思いをこめて一人ひとりに丁寧に渡した方が来店率は上がるでしょう。お客様はビラ配りのアルバイトが店の人ではないとわかっていても配っている人=お店の人と結び付けて考えてしまうものなので、配っている人の表情や行為が店の印象を左右します。なので、ビラ配りはアルバイト任せにせず、自ら駅前に立ってやりましょう。その際に、表情や声掛けは明るく、また姿勢、言葉づかいは丁寧にしっかりと、そして服装は清潔感のあるものにしましょう。なんといっても自分で配る場合はお客様をお選びすることができます。こんな方に来ていただけたら、とピンポイントで声掛けすることができます。アルバイトの場合、そこまですることはないので無駄打ちが多いのです。アルバイトを雇って配るくらいなら自分で配った方が実は効率的なのです。