第6章の~その4~ 自分をブランディング
<見せる>
「ブランディング」という言葉をご存じですか? 自分や店を「価値のあるもの」として認識させることです。エステサロンにおいてこのブランディングはとても大事なことです。価値のあるものとして認識してもらうのは、見せ方次第でできます。例えば、パーティーにお呼ばれしてすっぴんでジーンズで出掛けたらどうでしょう。やはりここはきちんと化粧してフォーマルなお洋服を着て、アクセサリーをつけて、がふさわしいと思いませんが? 贈り物をするにも、むき出しのものを雑に袋に入れてポンと渡すより、美しい箱に入れて包装をしてリボンをかけた方がもらって嬉しい贈り物になるのではないでしょうか。同じものが入っていたら絶対にきちんと包装されている物の方が高価で価値があるように見えるでしょう。これと同じことを常に店で行うのです。
<魅せる>
ではリードする側になるにはどうしたらよいのでしょうか。まずは接客態度から見直していきましょう。へりくだってはいませんか? 腰が低すぎて、すぐに謝ったりへりくだっているとお客様は自分の方が優位だと感じるようになります。頼りなく思われた時点でパワーバランス的には下に見られているのです。できればお医者様と患者の関係のように、エステティシャンが尊敬される存在にならなければだめなのです。