第2章の~その3~ チラシの作り方

目を引くチラシとは
店をオープンする時に必ず必要なのが「チラシ」です。駅前で配る、店頭に置く、お客様に渡す、新聞に折り込む、などオープン前に限らずオープン後も用途がたくさんあり、なくてはならないのがチラシです。ただし、読んでもらえなければ意味がありません。ここでは読んでもらうためのチラシ作成のコツをお教えいたします。
まずチラシは1枚作ればいいと考えがちですが、できれば複数枚用意しましょう。人は1枚だとパッと見でおおよその内容がわかるため、自分に必要ないと思うと捨ててしまうからです。でも数枚あれば「何かな、何が書かれているのかな?」とのぞきたくなる衝動にかられるものです。ですので、1枚ではなく数枚用意しておくことをおすすめします。そしてその中に、目を引く仕掛けを作りましょう。それは写真を使用すること。それも自分やスタッフの「顔写真」を必ず入れるようにしましょう。文章だけで「挨拶」といわれてもピンときませんし、どこの誰が書いたものなのかわからなければ興味もあまりわきません。でも顔が載っていれば、不思議と目に入るます。「へえ、こんな人がやっているサロンなんだ」と興味を持ってもらうきっかけにもなりますし、安心感をももたらします。
必ず入れたいモノ
また、必ず載せるスペックとして店名・店の写真(外装・内装)・電話番号・住所・アクセスや地図・HPやメールアドレス・メニュー・内容・店のセールスポイントや特長などを入れましょう。あくまでもわかりやすく、ごちゃごちゃしたり、派手にならないように気をつけましょう。
また、パソコンの文字の中に、「手書き」もしくは「手書き風」の文字で、本音のようなものをさらに1枚書き添えておくと、チラシをもらった人がまるで自分宛に書かれた手紙のように思い、読んでみたくなります。ちなみに本音とはエステサロンへの思い、開くまでの道のりなどを一筆箋にまとまる程度で構いませんので、簡潔に、でも情熱的に書いてみましょう。もちろん手書きといっても1000枚も書くのは大変です。手書きをコピーしたもので構いません。この方法で劇的にお客様の集客に成功したしたお店もあるほどなので、パソコン文字だけでなく、手書きも交えた手紙も入れましょう。