第4章の~その6~ 手紙は手書き?パソコン?

半分がちょうどいい
最近ではわざわざ手書きで書いた方が、気持ちをお客様に伝えやすいといわれ、お客様へのレターをすべて手書きで書いている店があります。「お礼の手紙」や「ニュースレター」などはすべて「手書き」がよいのでしょうか? バランスを考えると、すべて手書きもしくはすべてパソコンというのは偏っているでしょう。ですのでその真ん中をとりましょう。そう、半々にするのです。全部手書きだと、思いが込められ過ぎて引いてしまうかもしれませんし、わざわざこんなに書くなんてヒマなの? などと思われ、店のイメージがマイナスになりかねません。また、すべてパソコンだと素っ気なさすぎて、読む気も起きないかもしれません。でも少し手書きを添えて、半々にすれば「重要なことが書いてあるのかな…」と気になったりします。そんな心理を巧みに利用しましょう。

顔写真は必須!
そしてもう1つ、非常に効果的なデザインがあります。必ずスタッフの顔写真を入れることです。文字ばかりの文章では面白くないばかりか、顔と文章が同時に書いてあることで、人は記憶にとどめやすいのです。店のこと、あなたのことをしっかりと脳に刻んでもらうためにも顔写真は必ず入れるようにしてください。もちろん、顔写真のほかにも写真やイラストを使うと、楽しい雰囲気になり、読みたいという気持ちがより芽生えるでしょう。