第6章の~その8~ 売れない物販

惚れ込んだ商品だけ扱いましょう
「うちじゃ物販が売れなくて…」そんな声を耳にします。どうして売れないか、その理由は簡単です。それは売りたくない商品を置いているからです。あなたやスタッフ全員が私も使いたい、これなら誰にでもすすめられる!と心底思うような商品でなければ扱ってはいけないのです。その商品に惚れ込みすぎて思わず会話に出てくるほどのモノでない限り扱うのはよした方がいいでしょう。全員一致でこれはいいね!というものがあったら取り扱うようにするなど、商品選びは慎重に行いましょう。そしてできれば物販販売のノルマを設けないこと。ノルマがあると「売らなきゃいけない」という焦りや恐怖心が芽生えてお客様に伝わってしまいます。それよりも売れたら売れた分をお給料に反映した方が、スタッフも頑張ってお客様に紹介するでしょう。売るコツはこの商品は売れる商品なんだと思い込むこと。いくら商品に惚れ込んでいてもおススメするのは苦手という人もいます。そんな人でも売ることができるようにするには「こんなすごい商品使わなければもったいない!」くらいに思い込むことです。
あとは店内で自然にその商品に触れる機会を設けておくというものです。お客様が目にするように、配置しておくのです。POPやディスプレイ、それと実際にお客様に試してもらうことも必要です。