第3章の~その7~ 知恵と足とで協力店舗を創りだす

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広告費はばかになりません。チラシを作成するだけで費用がかかるのに、新聞に折り込めば折り込み料、またそれを配ってもらうアルバイトを使えばバイト料が発生します。さらに雑誌やクーポン雑誌などに掲載すれば広告掲載料がかかります。でも多くの人に店のことを知ってもらうためには、チラシをできるだけたくさんの人に、できれば効果的に配りたいものです。そんな時は知恵を絞り、足を使って、自分で協力店舗を「開拓」しましょう。「開拓」というのはチラシを置いてもらう店を探す、ということです。置いてもらう店としては、エステを行っていない美容院やネイルサロン、飲食店やジュエリーショップ、服飾店などがおすすめです。また、その時のポイントとしては、おいてもらう店のチラシを自分の店にも置くこと。これでお互い協力関係を結ぶのです。ただし、気をつけなくてはならないのが男性客が多い店や扱う商品が自分の店のメニューとあまりにも差がある店には置かない方がよいでしょう。できるだけ自分の店にも来ていただきたい客層が来ているような店にお願いするのがよいでしょう。日頃のリサーチの方法として、お客様にどんな店に行くことが多いのか聞いておくのもよいでしょう。さらに進化系として、こんな提案をしてみましょう。お互い、お客様がいくら以上かの商品をご購入した際に自分の店の割引券や招待券などをプレゼントさせてもらいましょう。全然違う店の割引券や招待券をもらえばお客様のお得感、満足感も増すでしょう。